スポーツバイクの9種類を初心者でもわかるように詳しく解説

一番大切なのはスピード?安定性?ファッション?
あなたの感性で選び抜いた1台は、きっと、あなたをもっと素敵に変えてくれることでしょう。
自転車でシェイプアップを目指すなら、生活の中で、一番乗るチャンスを増やせそうな1台を選んで。
乗りたいのは通勤、通学の時? 休みの日?
ボディメイクが目的なら、シェイプアップ効果が高いポジションのバイクを選ぶことも重要です。
スピード?ロングライドに耐える乗り心地?持ち運び性?ファッション性?はたまた遊びゴコロ?同じ用途でも、あなたが求めるもの次第でチョイスは大きく変わるはず。種類を決めたら、気になるバイクのデザインや素材、価格などを比較し、予算と相談しながら、サイズの合ったものを選びましょう。
成功のための究極のチョイス
自分が愛せるバイクなら、乗る時間が増え、効果も上がってきます。
アタマで選ばないのが、成功の秘訣。
乗りたいバイクを選びましょう。乗り心地が快適で、乗っている姿をショーウィンドウに映し「いい感じ」と思えたら、もう、自転車シェイプアップは、成功したも同然です。
ロードバイク
スピード、風を切る爽快感、ボディメイクなら、やはりスポーツバイクの決定版、細いタイヤと優れたギア比を誇るロードバイクに勝るものはないでしょう。軽いギヤなら、脚に大きな負担をかけずにスイスイ進み、坂も上れるので、脂肪を落とし、ほっそうしたカラダを作るのに最適。
ドロップハンドルによる前かがみの不安定なポジションはビギナーに敬遠されるところですが、これが全身を引き締め、トップアップにつながるのです。もちろん、重いギヤでレースも戦える本格バイクです。
舗装路を高速で走行することに特化したスポーツバイクで、ロードレーサーともいう。軽くするため、泥よけ、ライト、チューンカバ—、荷台、スタンドは省略され、タイヤは細く高圧で路面の抵抗を減らしている。
スポークの本数も少ない。ドロップハンドルは形や素材などの種類が多く、操縦には慣れが必要だが、握る場所を替えることができるのがメリット。ロードバイクの車輪はトライアスロン用の650ミリもあるが700が一般的。価格10~100万円。
コンフォートバイク
レースに参加しないロードバイクの愛好家向けの自転車。ソフトな乗り心地のフレームや高い位置のハンドルなど、ロードバイクより乗り心地を優先したものが多い。また初心者に抵抗力あるドロップハンドルをフラットバーにしたものもある。コンフォートバイクは定着した呼び名ではなく、自転車メーカーによって名前が変わる。エスケープ(ジャイアント)、パイロット(トレック)、セコイア(スぺシャライズド)などが代表的。
ランドナー
旅のための自転車。ランドナーとは長距離サイクリング旅行という意味である。ロードバイクに似ているが、ライト、泥よけ、スタンド、キャリア(バッグをつける金具)が標準装備される。チェ—ンカバ—はないことが多い。ランドナーバーと呼ばれる下広がりのドロップハンドルに細目のタイヤを履き、ブレーキはカンチ、ブレーキかVブレーキ。サドルは幅の狭い競技用。シティサイクルやマウンテンバイクより軽快で、遠距離走行に適している。店頭にはほとんど置いていない
スポルティーフ
フランス系の旅行用の自転車。ロードバイクにライト、泥よけ、バッグ、キャリアを取り付けたもの。ランドナーと並んでツーリング車の一種。ランドナーはオールラウンドな走りが目的だが、スポルティーフは舗装路を快走することに力点を置いている。趣味性が高い自転車で、パーツは機能より形や好みを優先する人が多い。店頭にはほとんど置いていない。
マウンテンバイク
MTBは、山野の縦走(クロスカントリー、急斜面の高速走行(ダウンヒル)など広範囲の乗用に対応し、軽量化、耐衝撃性、衝撃吸収などの走行性能を高めた自転車。1976年にアメリカで誕生し、世界的に大ヒット。荒れた路面や段差も強気に走れる、やんちゃ系バイク、MTB。タイヤが太い分、舗装路では少し重く感じるが、ギヤ比の幅がとても広く、小さな負荷で登坂もでき、シェイプアップにも、街乗りにも使えます。
その本領を発揮するのは、もちろんオフロード。自然の中で、神経を集中させ悪路をクリアするライドは、好ましい身体運動であり、バランス感覚を向上させるだけでなく、一時的に日常から完全に解き放つという、とても優秀なストレス解消ツールにもなります。
クロスバイク
軽快さやスピード、スポーツバイクの特性を持ちながら気軽に乗れるオールラウンダー
細めのタイヤを履き、選べるギヤ比の幅も広いため、ペダリングは爽快。シェイプアップ目的で乗るのに、クロスバイクは十分なクオリティを備えています。
坂道を上ることも、スピードを出すことも、そしてロングライドも可能。レース志向のロードバイクを、街乗り仕様に仕立てたバイクです。ハンドルは横一文字のフラットタイプなので、女性やビギナーでも、安心して乗れます。ほとんどのバイクが、フレームのトップチューブはまたぎやすいように斜めになっています。
ロードレーサーとマウンテンバイクを合わせた自転車。ハイブリッド・バイクともいう。クロスは異種交配、雑種の意味。シティサイクルやマウンテンバイクより軽く走り、通勤や初心者のサイクリングに使われる。重量は9~13キログラム。タイヤは700×25~38C、車輪怪はロードバイクと同じだがタイヤ幅が広い。ただし、MTBは狭くプロックタイヤは使わない。ハンドルはストレートでバーエンド、部品、正式にはパーエンドバー)をつけたものもある。泥よけはついているものとないものがある。ライト、チェーンカバー、荷台、スタンドはなく、サスペンションつきもある。
BMX
荒れ地を走るモトクロス競技用の自転車。変速機はなくタイヤは20インチ。後輪だけにブレーキがあるタイプもある。BMX競技はダートコースで競うBMXレーサーと、ジャンプしたり回ったりするBMXフリースタイルがある。スピルパーグの「E、T」では、前かごをつけ空を飛んだ。
ミニベロ
さらにギヤ付きタイプなら、驚くほどよく進みます。トップアップなどの効果はスポーツバイクに劣るけれど、もちろん基本的な有酸素運動効果はばっちり。
簡単にたためるモデルなら、収納、車への積み込みも、電車、飛行機、フェリーでの輪行もストレスフリー。
個性的なルックスのものが多く、ファッション性重視で選ぶ人も多い。
旅行や休日のポータリング向き。ちょっとおしゃれに気をつけて、優しい気持ちで乗りたいバイクです。
小径車(コンパクト・サイクル)
車輪が20インチかそれ以下の自転車。折りたためるものもあり保管や移動に便利。速さを競うスポーツバイクとは別に発展し、走行性能だけでなく遊び心も重視。デザインや機能も豊富で、値段も3~100万円と幅広い。
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