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オークションやフリマアプリで自転車を買うときに注意する3つのこと

オークションやフリマアプリ(メルカリなど)では、店頭で10万円以上する自転車が「ほとんど乗っていません。良い状態です。」などという説明で格安で販売されていることがあります。

店頭価格と比べると、いくら中古とは言え状態も悪くなさそうだし、お買い得かも…と思うことがあるかも知れません。 しかし、個人から中古の自転車を購入する際には3つのリスクを覚悟しておく必要があります。

リスク1
販売されている自転車が盗難品か本当に個人譲渡なのか判断することが難しいです。 自転車は自動車やバイクと違い、10万円以上する正規ブランドメーカー品で、正しいチキに基づいてメンテナンスを行っていれば、多少古い年式でも売却価格はほとんど下がりません。

つまり、魅力的に見える自転車を手放すのはよっぽどの理由なのです。中古で高値で売れる価値がある自転車を乗ることよりも売ることを選択するのは、自分の持ち物ではないからかも知れません。 しかし、オークションやフリマで本人の持ち物であることを確認するのは難しいです。なぜなら、本人確認もせずに買う人も大勢いるからです。

リスク2
フレームの歪み、金属疲労、パーツの劣化具合は実際に目にしないと判断できない。 カーボン製のフレームは一定に負荷がかかるとポキっと折れますが、オークションやフリマの写真で亀裂があるかどうか写真で判断することはほぼ不可能です。

正直にフレームの歪みを説明する出品者もいますが、そもそも中古ショップで歪みを指摘され、高値で売りたいためにオークションやフリマ出品している悪質な出品者もいます。

リスク3
出品者が法的な譲渡手続きを行わずに送ってきた場合、盗難品としてトラブルになる。 日本では自転車の防犯登録が義務付けられていますが、他人に譲渡する場合、防犯登録の譲渡手続きが必要です。

これは、譲渡側(出品者側)が事前に警察署で所定の手続きを行う必要がありますが、面倒がって手続きをせずに出品している場合があります。 そのような自転車を購入すると、防犯登録できません。つまり自分の所有物として認められず、盗難行為と見なされます。

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