折りたたみ自転車やスモールバイクのタイプを理解して持ち歩こう
折りたたみ自転車、スモールバイク
折りたたみタイプ
折りたたみタイプの自転車。各モデルごとに工夫された様々な折りたたみ方があるのがおもしろい。基本的には工具を使わず簡単に折りたたみができ、コンパクトなサイズになるので、家の中に収納しやすい上、輪行(自転車を分解、折りたたんで袋に入れて電車などに持ち込むこと)にも適している。
非分割タイプ
小さな自転車の中でも、スポーツ走行性を重視したものが多い非分割タイプ。折りたたみ・分割機構がない分フレームもすっきりとしていて、剛性も高くなっている。とくに折りたたんだり分割して、コンパクトに持ち運んだりする必要はないが、小径タイヤの小気味よい走りやおもしろさを楽しみたいという人にオススメ。
分割タイプ
アレックス・モールトンの自転車に代表される分割タイプの自転車。こちらもフレームを分割することによりコンパクトになり、収納や持ち運びが容易になる。折りたたみタイプに比べると工具を使用するなど多少の慣れは必要だが、折りたたむためのヒンジ類などがないため、デザイン的にもすっきりとしていて走行性能も優れている。
リカンベントタイプ
人が乗った姿を初めてみたら思わず微笑んでしまうような、ユニークな姿のリカンベント。けれど、その実力はかなりすごい。背もたれのあるシートに座り、足を前に出して漕ぐ姿勢は空気抵抗も少なく、力が無理なく入りやすいため、競技では、時速100kmを越える記録も残している。人とは違う楽しみ方をしたいならこれ!
自転車を持ち運ぼう
自転車を持ち運ぶためには、まず、輪行袋を用意しよう。輪行袋に入れれば、電車などに乗っていろいろなところに出かけることができるし、クルマに積むときでもキズの防止になる。折りたたんだり、分解した自転車はかなりコンパクトになるので、いろいろな交通手段で、一緒に旅に出かけよう!
列車
気軽に遠くに行くならやっぱり列車。JRをはじめ多くの私鉄各社が輪行袋に入れれば無料で自転車を持ち込める。(詳細は各社に問い合わせよう)ただ、他の乗客の迷惑になるので、ラッシュの時間は注意が必要。改札を通るときも自転車がぶつからないように気をつけよう。
車
周りに気を使わずに自分のペースで出かけたいならクルマで行こう。クルマだけだと、移動するたびに駐車場を探してひと苦労だけど、自転車を積んで行けば旅先での移動はとっても便利。コンパクトな自転車はクルマに積むのも楽々だし、輪行袋に入れて持ち歩く手間がはぶけるのが魅力的。
電車やクルマでの移動はもちろん、小さな自転車の魅力は他にもある。バスに乗ってちょっと近くの街からスタートしたり、船で気になる島に出かけて散策したり、飛行機に乗れば海外で愛車サイクリングを楽しむこともできる。
疲れたから帰りはタクシーができるのも小さな自転車ならでは。
