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プロテインに含まれるタンパク質の効果と知られざるからだへ悪影響

骨折などケガの修復にも有効プロテインというと、ボディビルを思い浮かべたりする方が多いと思います。

一方で、本当に筋肉がつくのかと疑問に思われる方も多いかもしれません。

ここでは、プロテインの摂取と継続的な運動は確実に筋肉を増強するうえで効果があるということを伝えたいと思います。

プロテインとはタンパク質です。
そしてタンパク質を摂る量は、タンパク質の消費量から最低所要量を決めるのが基本です。

タンパク質が不足した状態だと身体は筋肉から補おうとするので、筋肉が減ることになります。つまり確実に不足させないにはこれ以上摂る必要があります。

タンパク質(アミノ酸)の消費量は程度によりますが持久的運動の陸上、中長距離選手では特別な運動をしてない場合より20%ほど消費が多くなっていることもあります。

こういう場合ですと何もしてない時より20%増しのタンパク質を摂取しないとたんぱく質欠損分は逆に筋肉が減ることになります。

筋トレをした場合は筋肉の分解と合成の両方が高回転してる状態でタンパク質(アミノ酸)の一部がエネルギーとして消費される量はほぼ加味しなくてよい量です。

基本的には筋トレのような無酸素運動はタンパク質(アミノ酸)を消費する運動ではなく、意外にも長距離走ったほうが消費は大きいです。

筋トレのように筋肉に大きい負荷をかける運動をすると筋肉は適応で筋肉を増やそうとタンパク同化を高めますが、この時に筋肉を増やす分のタンパク質が無いと筋肉は増えようがありませんから筋肉増やしたいならタンパク質は合成に充てられる分も余計に取りましょう

今まで運動をとほとんどしてなかったなら腕立て伏せ、腹筋、懸垂でも限界までやればそれなりに筋肉は増えますが目立つような太い筋肉にするには高い負荷で鍛える必要があります。


たんぱく質はケガを修復する材料のひとつ
ケガの回復にもプロテイン摂取をアスリートのケガでよく挙げられるのが、骨折やねんざ、肉離れ、腱。靱帯などの損傷です。ケガによって組織が損傷したら、修復するためには材料が必要になります。

これらの組織は、カルシウムやコラーゲンなど、さまざまな栄養素が材料になっていますが、タンパク質もまた、その材料の重要なひとつです。

つまり、材料であるタンパク質を摂取することは、ケガの回復にも充分効果があると言えます。ダメージを受けた組織は、修復のためのタンパク質を求めています。ケガをした際は、普段以上にタンパク質を補給することをお勧めします。

また、ケガの種類によっては、プロテイン以外にも、より直接的に回復を促すサプリメントがあります。靱帯損傷やねんざなどの場合は、細胞を結合する働きを持つコラーゲンを摂ると良いでしょう。

プロテインでタンパク質を摂り、さらにコラーゲンのサプリメントを摂れば、損傷した組織を修復し、より強化することができます。軟骨などを痛めた場合は、軟骨の合成を促進するコンドロイチンやグルコサミンなどが適しています。ケガの内容によって摂取するサプリメントも変わってきますので、症状に合ったサプリメントを選ぶようにしてください。

また、ケガで休んでいるときは、運動によるエネルギーの消費量が落ちています。必要な栄養素はしっかり摂り、食べる量は普段より控えめにすることを心がけてください。また、病気の場合についても、タンパク質は必要です。

タンパク質は、体内組織を再生するホルモンや酵素の材料にもなっているため、病気の回復にも重要な役割を果たしています。筋力を維持し、病気による体力の消耗を防ぐためにも、タンパク質は欠かさず摂るようにしてください。もちろん、病後や術後の体力の回復にも、プロテインはお勧めです。



悪影響当然ですが、プロテインを使うと通常より早く筋肉がつきます。ではたくさん飲めばよりムキムキの体になるのでは?と考えるでしょうが、そう甘くはないのです。

心臓や肺は、筋トレをしたところで鍛えられないので大して変化はありません。つまり、体は大きくなるけど内臓はついていけなくなり、内臓に負担が掛かります。

プロテインなど蛋白質摂取で主に負担がかかるのは腎臓と肝臓です。過剰なたんぱく質はより多くの老廃物を肝臓で処理し腎臓で濾(こ)さないといけなくなるので、その過程が肝臓・腎臓共に疲弊させる可能性が在ります。

トレーニングでも同時に負担がかかっています。薬局などに売ってるプロテインなら問題ないでしょうが、海外製やドーピングと見なされる物の中には、危ないものもあり、心臓に負担がかかり死ぬこともあります。そしてプロテインの過剰摂取もまた、心臓への負担がかかりますので、注意が必要です。

プロテインの成分は、食事でも取れる栄養が十分入っていると考えてください。当然プロテインを取ることによって食生活にも変化をもたらしますし、今までと筋肉・脂肪のつき方も変わるでしょう。

ここでの注意点はプロテインを使うのをやめると、栄養が足りないと体が判断します。朝食を食べなかったり、ダイエットした時にも同じことが起こります。

体は栄養を大切に使うようになり、それを脂肪として体に保存しておきます、つまりリバウンドが起き太りやすくなります。

一生プロテインを使い続ける人はあまりいないでしょうから、誰もが通る道です。
プロテインを使っているときも、栄養の取り過ぎになることもありますし、怠けると栄養が消費しきれず体に蓄積します。
プロテインは上手く使わないと、体重が増えたり、内臓に負担がかかってしまいます。
また運動前にとると、胃に残り、もたれることがあります。

ポイントは完全にトレーニング終了し、シャワーを浴びる前に飲みます。
運動で消費した筋肉を再生するために、プロテインを取ります。

筋肉が再生されると、前の筋肉より、上質な筋肉になるのです。
しかし、余分なタンパク質は、筋肉として蓄えることが出来ず、体は脂肪に変えて保存してしまうのです。

大豆は優秀なたんぱく質を含有しますがプリン体も多く含有します。
プリン体は御存じのようにそれが多ければ尿酸値を上げて痛風の原因物質にもなります。

普通の人が大豆タンパク源として納豆を毎日食べるくらいは別状ないですがほぼ大豆のプロテインを信じられない量、毎日食べ続けるのは危険性があると思います。
何事も過ぎたるは及ばざるがごとしです。

ちなみにビールのプリン体は大したことありません。
ビールと一緒に食べるめざしや肝の方が遥かに数値が高い。
プロテインを使う場合は、通販などに頼らず、直接薬局で買うのがよいと思います。


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