プロテインの代わりにたんぱく質をとれるおすすめ食材
プロテインは高価ですし、量も多く場所もとるので、なかなか継続を思いとどまるケースもあるとおもいます。
しかしながら、むしろ普段の食事からたんぱく質(プロテイン)を取るように心がけるべきで、いわゆるプロテインはその不足分を補う代用食と考えてた方が良いかもしれません。
プロテインの代用食材として
もっともよいのは卵白です。黄身はコレステロールのかたまりなので食べません。
その他にも
鳥のささみ(動物性)
赤身の魚(動物性)
牛肉の赤身(動物性)
低脂肪乳(動物性)
卵白(動物性)
豆乳(植物性)
スキムミルク(動物性)
豆腐(植物性)
きな粉(植物性)
枝豆(植物性)
納豆(植物性)
ツナ缶(動物性)
ちくわ(動物性)
など多数あります。
蛸、烏賊、貝など魚以外の魚介類は大体良質な蛋白源になります。
ちなみにご飯は炭水化物で糖分を多く含むので、おかずメインの食事を心がけた方がよいです。
ただし、食事からの摂取では消化吸収されてたんぱく質が体内で利用可能になるまでに3,4時間かかるので、トレーニングの時間を考えて事前に食べておく必要があります。
それから、たんぱく質を消化吸収するには水が必要なので水分もよくとってください。
ただし、本格的に肉体改造を試みるならプロテインを利用するのが一番です。
プロテインは既に消化吸収されやすいようにできているので、トレーニング後30分以内に摂取するとたんぱく質が効率的に利用されます。
それを踏まえてイチ押し食材は「きな粉」です。きな粉は「大豆の粉」ですから。
ただ、大豆をフツーに挽いちゃってる分、油分みたいなものが含まれていると思うんですけどね。
とは言え、プロテインも、よく成分見ると、純粋に「タンパク質100%」ってわけでもないみたいですから、そう違いはないのかもと。
これなら、プロテインと同様、水や牛乳に溶いてんだって問題ありませんし、なにより「安い」のが魅力。
スキムミルクは脱脂粉乳ですから、プロテイン替わりというより牛乳替わりですね。無脂肪乳を粉末にしたものです。
牛乳に対するメリットは、脂肪が少ない(1%)ことと、乾燥粉末なので保存がききます。さらに水に溶かして飲むと、早めに消化されるので、手軽な上にオススメの代用品だと思います。
タンパク質と言うのは、非常に複雑な構造をしており、消化吸収には時間がかかります。比較的吸収が早いのは、ホエイプロテイン。筋力アップなどには最高のものです。カゼインやソイプロテインは消化吸収が遅く、腹持ちが良いのが特徴です。筋力アップと言うより、普段の食事で不足する蛋白質補うために摂取するのが目的ですね。
タンパク質の栄養摂取というのはまずプロテインが基本で、それに必要とお金があればアミノ酸(例えば、EAAとかBCAAとかグルタミン)をプラスしていくものです。アミノ酸はいろいろありますが、単体で薬理的な作用がある点と、吸収速度が速い点でプロテインとは違ってきます。
BCAAはバリン・ロイシン・イソロイシンの総称で分岐アミノ酸と呼ばれます。
勿論プロテインにも肉にも魚にも卵にも含まれますので、特別摂る必要はないかもしれません。
プロテインは例えば摂取してから消化吸収まで実際2時間程度かかります。
一方でBCAAパウダー(タブレット)ならもっと速く血中アミノ酸濃度が上げられます。
ですから、より速くアミノ酸を必要とするアスリートやトレーニーにとっては必要なサプリメントですし、そこまで求めない人には不必要なのです。
結局アミノ酸とプロテインではどちらかが優れているのではなくて、時期にあった使い方をすると効果的だということです。アミノ酸はトレーニングの前・中・後に使用すると効果的です。集中力・アンチカタボライズに効果的です。
プロテインはトレーニング終了後30分以内に摂取すると効果的になります(いわゆるゴールデンタイムというやつです)
ちなみにグルタミンは疲労回復、アルギニンは体内でクレアチンの材料となります。