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トレーニングは安全じゃないと意味がない!注意して行うためのポイント

パートナーと一緒に行う
ウェイトトレーニングは少なからず重量物を扱い、何らかの形で身体に負荷をかける運動です。そのため安全には十分注意をはらって下さい。その第一は、なるべく一人ではなく誰かパートナーと一緒に行うことです。パートナーと一緒に行うことで防げる事故もあります。特に重い重量物や難度の高いフォームでフリーウェイトトレーニングする場合は危険が伴いますので、パートナーのサポートを得るようにしましょう。

トレーニングの前にウォームアップ、ストレッチ
ウェイトトレーニングは筋肉に大きなストレスをかける運動です。身体をいじめ、筋を傷つけていると考えてもいいでしょう。そのため傷害を生じる危険もあります。トレーニング前に各筋肉を通切にウォームアップし、血行を良くし、柔軟性を高め、ストレッチングで筋肉や腱を十分に伸ばしておくことが大切です。

ウォームアップやストレッチングもトレーニングの一環と考え、トレーニング前には必ずウォームアップ、ストレッチング、安全性を確認する。器具にネジのゆるみはないか、正しく調整されているか、ベンチがしっかりしているか、ウェイトを乗せる器具がしっかりと作られているかなど、事前に器具の整備を確認して下さい。確認は人に聞いたりせず、直接自分で触れて確認するようにしましょう。

周囲の安全を確認する
トレーニングを始める前、周囲の安全も確認して下さい。トレーニング動作を行っても他の人にぶつからないだけの安全な空間があるか、特に後方のスペースの確認を忘れないようにすることが事故の予防に大切です。また、近くでトレーニングしている人がいる時はじゃまにならないように気を配りましょう。特に近くでベンチや床で寝た姿勢でトレーニングをしている人がいる場合は、その近くで立ってダンベルやバーベルを扱うようなことは控えましょう。

平坦で滑らないところで
トレーニングする場所は、表面が平坦で、滑らない所がいいでしょう。床が汚れないようにとビニールやマット、時にはタオルなどが敷いてある所がありますが、足をとられないように注意して下さい。

ふざけたり、よそ見したりせず、動作は真剣に
トレーニング中、ふざけたり、よそ見したりしてはいけません。動作は真剣に行うこと。
ふざけたり、よそ見したりしていると事故を起こします。また、真剣にやらなければ効果も上がりません。一つ一つの動作に集中し、正しいフォームを意識しながら行うことで、より良い効果が望めます。

トレーニングは力くらべではない
ウェイトトレーニングは力くらべではありません。周囲の人が高重量を挙げているからといって惑わされたり、虚勢や見栄を張って無理をしてはいけません。プログラムに沿い、自分のペースを守り、自分の筋力とトレーニング目的に合った負荷で実践して下さい。

器具の取扱
床からウェイトを持ち上げる時は脚を曲げ、腰に負担をかけないようにしましょう。ウェイト(プレート)の取り付け、取りはずしは偏重に注意し、特にバーの片方の端からだけウェイトをはずさないこと。片方だけからウェイトをはずすと、反対側がバランスを失ってラックから落ちてしまうことがあります。パートナーと一緒にはずすか、バーをしっかりおさえた状態からはずすようにしましょう。ウェイトを付けていく時も同様です。

トレーニング部位に意識を集中する
動作中、トレーニングしている部位に意識を集中して下さい。いま、どこをトレーニングしているのか、それをしっかり自覚することが大切です。目的とする部位に刺激が伝わっているかどうか確認できると、なおいいでしょう。意識を集中することは難しいので、鏡に映したり、目的部位に手を添えたり、あるいはパートナーに触ってもらうのも集中に役立ちます。

絶えず正しいフオームを心がけ
動作は絶えず正しいフォームを心がけることが大切です。それには動作を急がず、呼吸に合ったテンポを守ることと、その種目の動作特性を正しく理解することが大切です。初心者の場合、鏡に映して姿勢をチェックし、四肢が正しく動いているかどうか全身にわたってフォームを確認するのがいいでしょう。



トレーニング時の服装
トレーニングする時の服装に「これでなくてはいけない」という決まりはありません。なるべく思い通りの方向に自由に手足を動かすことのできる軽快なものなら、ほとんど問題ないでしょう。
ただ、袖がだぶついていたり、ズボンのすそが長くて床を引きずるようなものは危険ですので、やめましょう。周囲の器具にひっかかったり巻きついたりすることのないシンプルなものがよいでしょう。

ジーパンはいけません。身体にフィットしていますが、生地が堅過ぎて腰を落としたり膝を曲げたりすることが不自由になってしまい、場合によっては危険です。

また、ベンチプレスなどのときは、あまりすべるようなナイロンジャンパーなどもやめた方がよいでしょう。よくスパッツをはいている人を見かけますが、これはすべりやすいので、特に初心者の方は避けた方がいいでしょう。
一般的には、トレーニングウエアの上下やTシャツに短パンなどで十分です。
また、髪の長い人は、適宜束ねたり、帽子をかぶるなど、髪の毛がバサバサしないようにしておくのがよいでしょう。


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