バーテープ人気5タイプのハンドルとの相性や巻き方について
バーテープの厚さや巻きかたによってハンドルの太さは変化します。
手の大きさや指の長さにあわせて色々なセッティングを試してみましょう。
個人的にはバーテープはできるだけ薄いものを薄く巻きたいところ。フカフカにバーテープを分厚く巻いたハンドルは操作性が悪く、ロードインフォメーションもわかりにくいので、走っていてつまらないだけでなく安全性にも問題があるのです。
長い下りなどでは、指が回っていないとすぐに疲れて握力が低下してしまうのです。バーテープによってグリップの太さをセッティングできるし手が痛いという理由でバーテープを厚く巻くのなら、その前に手が痛くなるようなひどいフォームの矯正をしたほうがよいと思います。
バーテープにかぎらず快適性を装った商品は、うっかりするとテクニックの上達を阻害してしまうことがあります。そういえば最近、カーボンフレームに乗っているライダーほどピリッとしないフォームで走っているのが目につきます。快適に走りたければ、まずは基本のテクニックを身につけること。これが王道なのです。
コルクバーテープ
もっとも普及しているタイプのバーテープで、ショック吸収性がよく、汗や雨で滑りにくいので使いやすい。裏面には両面テープが貼ってあるので、比較的巻きやすくズレてきにくいといった点も好まれている理由だろう。シルバなど比較的薄手タイプをしっかり伸ばしながらピタッと巻けば、ボワッとした感じもまったくない。
コットンタイプ
古くから定番とされているコットンタイプ。
ダイレクト感抜群のコットンバーテープ
汗や水などで濡れても滑りにくいグローブはもちろん、素手のままでもよくフィットしてダイレクト感が抜群で、ストレスなくバイクをコントロール可能
ラバータイプ
ラバータッチの表面仕上げで、手に吸い付くようなハイグリップタイプ
長期に渡る使用に耐える耐久性
滑りにくく、ギュウッと握りこむライダーにおすすめ。
レザー(革)タイプ
厚みを変化させることで巻いた時に重なり合う部分の凹凸を解消するスムーテープの革製のバーテープ。
革製で、レトロでクラシカルな雰囲気を演出します。
すべりにくく、しっかりと握ることが出来ます。
薄いバーテープ
昔のコットンテープに代表されるタイプのバーテープ。紙のようなタイプやビニールっぽいタイプなどもこのカテゴリーに含まれる。ハンドルの太さをあまり変えないのでハンドルの形状がリアルに知覚でき、握りやすくコントロールしやすい。慣れないうちは手が痛くなることもあるが、こちらのほうがハンドルに荷重しないフォームを早くマスターできるかもしれない。
左右均等に巻く
あまり気にしないという人も多いが、私は左右のバーテープが同じように巻かれていないとイヤである。最悪なのは、同じように重ねていたはずなのに最終的に巻き数が違ってしまったときで、ズレはじめたところまで巻き戻して再び巻き直す。